【初心者向け】東京の夜景撮影〜現像までの基本テクニック 

こんにちは、Yutoです。

このブログでは東京で都市風景・スナップを撮る人に向けて、撮影テクニック・撮影スポット・撮影機材(SONY αシリーズメイン)に関する情報を発信しています。

カメラを始めたら誰もが一度は撮ってみたい。
それは「夜景」です。
東京は日本一大きな都市です。
つまり日本で都市夜景を撮るには最高クラスの環境です。

しかしながら暗い中では写真がうまくどうか撮れるか不安ですよね。
シャッターを押せば一応写真は撮れるけど、はたしてそれが合っているのかどうかわからない。
そんな人のために夜景撮影の基本的なことを記事にしました。
カメラを買いたての人でもこれさえ読めば、夜景撮影ができるようになります。

こんな人のための記事です

  • 夜景の撮影に必要なカメラ操作がわからない
  • 自分がやっている夜景撮影方法が合っているのかわからない
  • 初心者でも撮りやすい夜景スポットってどこ?

三脚を使わない夜景撮影がしたいんだという人は東京の夜景で使える手持ち夜景撮影テクニックをご覧ください。

誰も言わないけど超絶大事な撮影条件

夜景撮影初心者はこれから紹介する2つの条件を守ってください。
たった2つの条件を守るだけで夜景写真は大きく変わります。

晴れていること

透明感・解像感・色がはっきり出ている夜景を撮るなら断然晴れの日の撮影が良いです。

比較写真の撮影場所が違っていて申し訳ないのですが、晴れ(東京スカイツリー)と曇り(東京都庁)の写真です。
晴れのほうは背景の空が黒く引き締まっていますよね。
一方で曇りのほうは背景が灰色でなんだかもやもやした感じになっています。
空気中の湿度が高いと遠くにあるものは霞むので解像感も晴れの時に比べると落ちてしまいます。

ガラスが汚れていない(展望台)

ガラスが綺麗な展望台で撮った写真(左)とガラスが汚れてしまっている展望台からの写真(右)です。
左はビルの光源は特に違和感なく写っていますが、右ははっきり写っている部分と、にじんでしまっている部分があります。特に写真中央やや左のモリビルのロゴがにじんでいるのがわかりやすいです。

撮影設定

Aモード

まずはAモードを使ってカメラの操作に慣れていきましょう。
夜景は逃げていきません。
三脚を使ってゆっくり撮れる場所でゆっくり操作してカメラの扱いになれると良いですよ。

夜景のスタンダードなカメラ設定は次の通り!

絞り:F8〜13
ISO感度:100(最低感度が200の場合は200)
露出補正:-0.7〜-2.0

露出補正は-0.3〜-2.0ぐらいで暗めになるよう撮影します。

絞りはレンズの解像度が最も高くなる値であるF8〜13にします。
ISO感度は低いほどノイズが少なくなるので最低の数値にします。
拡張ISOといってISOを100以下にできるカメラもありますが、ダイナミックレンジが狭くなってしまうので常用ISOの一番低い数値に設定しましょう。

数値の上下にーがついているのが拡張ISO、何もついていないものが常用ISOとなります。

ホワイトバランスを使う

通常、ホワイトバランスは太陽光になっている人が多いと思いますが、蛍光灯に設定すると良いです。
太陽光のままだと夜景が黄色く写って違和感あるように感じるので、蛍光灯に設定してビルの窓明かりが白く写るようにしましょう。

ホワイトバランス:蛍光灯

また、RAWで撮っている人はRAW現像でホワイトバランスは自由に調整できるので、好きなものに設定していてもかまいません。
ただ、ある程度色がしっかりしていると撮影後のイメージもわきやすいので、蛍光灯にしておくことをオススメします。

夜景撮影時の注意

夜景撮影をする時に2つの注意点があります。

  • 手ブレ補正をオフにする(三脚使用時のみ)
  • バッテリーの充電をしておく

★手ブレ補正をオフにする
カメラを三脚にのせて撮る時は手ブレ補正をオフにします。
レンズ側・本体側両方ともオフにしておきましょう。
三脚にのせている時に手ブレ補正をきかせると逆にブレてしまうことがあります。

★バッテリーの充電をしておく
夜景撮影は長時間露光をするので、バッテリーの消費量が大きいです。
そのため撮影前にバッテリーの充電をしっかりしておきましょう。

手振れ補正のオフを忘れるとブレブレの写真だらけになるので注意しよう

RAW現像をして仕上げよう

RAW現像って?
RAW現像とはRAWファイルを加工することです。
JPGと違って加工した内容で写真を上書きされることはないため、何度でも加工することができます。
参考:「写真はRAW保存がおすすめ」RAWとJPGの違いを解説

Adobe Lightroom Classicでかんたんに現像できる

写真はAdobe Lightroomというソフトを使えばかんたんに現像できます。
ちょっと現像するだけで写真の仕上がりはかなり良くなるので、ぜひやってみましょう。

Adobe フォトプランに加入すれば月額980円でLightroomとPhotoshop両方が使える

Adobeフォトプランという月額サービスに加入すると
・Adobe Lightroom Classic
・Adobe Lightroom CC
・Adobe Photoshop CC
という3つのソフトを使えるようになります。

公式:Adobeフォトプラン

月額980円・年間11,760円ほどで使うことができます。

Lightroomの操作は直感的にできる

Adobe Lightroom Classicの操作はかんたんです。

夜景のRAW現像の基本

基本的に右側のパネルにあるスライダーをマウスで左右に動かすと、それに合わせて画像の明るさや色味が変わっていきます。
難しいことを考えなくても直感で操作できるのがLightroom Classicの良いところです。

パソコンが苦手という人でもLightroom Classicは使いやすい

それではAdobe Lightroom Classicと実際に撮影した写真を使って夜景現像の基本を解説します。

【実践】夜景の基本的なRAW現像解説

明るさを補正する

夜景のRAW現像の基本

【露出+2.0】

まず元写真が暗いので写真全体を明るくします。
東京タワー以外のビルの形も浮かび上がってきました。

夜景のRAW現像の基本

【ハイライト-45】

東京タワーだけが明るかったのでハイライトを落として東京タワーと周りのビルの明るさが同じぐらいになるように調整します。
東京タワーは周りの建物に比べるとちょっと明るいんですね。

色を補正する

夜景のRAW現像の基本

【色温度3700K】

写真全体がオレンジだったので、色温度を調整してオレンジ色を取り除いていきます。
東京タワーはもともとオレンジなので色温度を下げて青色に寄せてもオレンジのまま残り続けています。

夜景のRAW現像の基本

【色かぶり補正13】

ビルの窓明かりは実はけっこう緑です。
そのため色温度だけの調整だとオレンジ色の窓明かりを白色に寄せることはできますが、緑色がそのまま残ってしまってます。
そこで色かぶり補正を使って紫に寄せると緑が白に近くなります。

グラデーションツールで部分補正

夜景のRAW現像の基本
夜景のRAW現像の基本

東京タワーより手前は森が多いので、奥のビル群に比べて暗いです。
実際に撮っている時はそれほど気にならないのですが、写真で見てみると手前が暗くて気になります。
その部分の違和感をなくすために、手前の建物群を少し明るくして、コントラストを下げてよく見えるようにします。

コピースタンプツールで余計なものをとる

夜景のRAW現像の基本

東京タワーの右側に飛行機の軌跡があります。
軌跡を利用した撮影がありますが、この写真の場合は不要なので消していきます。
コピースタンプツールを使って軌跡をなぞるといい感じに消してくれます。

夜景のRAW現像の基本

完成

夜景のRAW現像の基本

これで夜景の基本的なRAW現像は完了です。
撮って出しのころに比べるとずいぶんイメージが変わりました。
もっともスタンダードな現像ですが、これさえできるようになれば夜景撮影をずっとおもしろくなります。

初心者におすすめな夜景撮影スポット

東京都庁 北展望台

初心者におすすめな夜景撮影スポットは東京都庁展望台があります。
無料でいける展望台なのでとりあえず展望台で撮影してみる場所としてちょうど良いです。
ただし近年は観光スポットとして人気があるため、展望台にいくまでに並ぶ必要があります。

展望台からは都庁の近くにある高層ビル群や、東京の街並みを一望できます。

  • 三脚:使えない

六本木ヒルズ 東京シティービュー

東京都港区六本木 六本木ヒルズ 2014/1/17

六本木シティービューは展望台が広々としており、東京タワーから近いこともあって東京らしい夜景を撮影することができます。
入場料が360度の夜景を撮影できるので夜景バリエーションが多いです。

  • 入場料:前売り券1,500円 当日券1,800円
  • 詳細公式サイト
  • 三脚:使える

六本木ヒルズ スカイデッキ

東京都港区六本木 六本木ヒルズスカイデッキ 2015/6/8

六本木ヒルズスカイデッキの魅力はなんといってもガラス越しではない夜景が撮れることでしょう。
通常、ガラスがあると室内の照明の反射や、解像感が落ちてしまうなどのデメリットがあるのですが、ここにはそれらのことを気にしなくてもよいです。

三脚が使えないですがカメラをある程度固定できる場所を探して撮影することができます。
固定できる場所は限られているので、構図が固定されてしまうのですが、まだ空が完全に暗くなっておらずシャッタスピードを長くしなくても良い時間帯の撮影であれば自由に構図を決めることができます。

  • 入場料:500円
  • 詳細公式サイト
  • 三脚:使えない
  • レンズ:1本しか使えない
  • 時間帯:夕方〜日没1時間後まで

「レンズ:1本しか使えない」がなんだかゲームの縛りプレイのようですが、スカイデッキに自分の荷物をカウンターに預ける必要があるので、レンズはカメラについているものだけです。
そのため使いたいレンズを選んで持っていくようにしましょう。

東京スカイツリー 十間橋

東京都墨田区押上 東京スカイツリー 十間橋 2019/1/1

外での夜景撮影でおすすめです。
ここは橋の上でゆったり撮影ができます。
主題となる被写体もわかりやすいので、カメラを買いたての人でもカメラ操作に慣れるためにちょうど良い場所です。
最寄りの押上駅からも徒歩5分ほどの場所にあるので行きやすいというのも魅力的ですね。

  • 三脚:使える

東京には夜景撮影スポットがたくさんあります。
東京駅や東京スカイツリーを撮る夜景撮影スポットだけでもたくさんあるので、複数の記事でまとめています。

手持ちで夜景を撮りたい人は東京の夜景で使える手持ち夜景撮影テクニックもご覧ください。

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