長時間露光で撮った高層ビルかっこいいよおおおお

こんにちは、Yutoです。

このブログでは東京で都市風景・スナップを撮る人に向けて、撮影テクニック・撮影スポット・撮影機材(SONY αシリーズメイン)に関する情報を発信しています。

高層ビルを単純に撮っただけだとどうもしっくりこないという方に、オススメの撮り方を紹介します。
それは「長時間露光」です。
長時間露光をすると、雲が流れ普段我々が目にすることのできない光景の写真が撮影できます。

さらにその写真をモノクロに加工することで、それはまるで異世界で撮ったかのような写真になります。

撮影条件

晴れの日に少し雲がある日が良い

雲を長時間露光で流したい時は、空と雲が半分ぐらいの日の撮影が向いています。
空にコントラストがついてのっぺりしないからです。

東京都中央区 中央大橋 2014/11/3

さきほどの長時間露光をモノクロ化したものがこちらです。
モノクロにしたことによって、鉄構造物の質感や立体感がより伝えられやすくなりました。
このように、長時間露光と橋や高層ビルなど巨大建造物は相性が良いです。
巨大建造物が多い東京は、長時間露光をするのにとても良い場所です。

撮影で必要な機材

おすすめの機材

長時間露光で撮影するなら、これら2本のレンズがオススメです。
16mmから70mmぐらいをカバーしていれば基本的に画角で困ることはありません。
さらに東京で都市風景を撮る時も、この2本があれば問題ないでしょう。

NDフィルター

日中に長時間露光を行うにはNDフィルターというものが必要です。
1分以内の長時間露光であればND1000。
それ以上の長時間露光であればND100000の使用がオススメです。

先にオススメした2本のレンズはどちらもレンズ径が77mmなので、そのまま購入いただければ大丈夫です。
違うレンズを使っていてレンズ径が異なる場合はリンク先で自分のレンズ径と合ったものを選ぶことができます。

三脚

三脚使用時に26cm〜179cmと幅広い高さで使えることと、脚の最大の太さが32mmあるということでかなりがっしりしています。
持ち運びは重たいのですが、長時間露光をする点では安定性はやはり重要です。
水辺での撮影は風も強く、脚が細い三脚ではブレてしまうことがあります。
スペックと価格を見るとコスパが非常に良い三脚といえます。

レリーズ

長時間露光をするうえでレリーズは持っているほうが確実に良いといえます。
理由はシャッターボタンを押すことによる手ブレがなくせるからです。
もしレリーズがない状態で、ブレさせずにシャッターを押すとなった場合、セルフタイマー機能を使う必要があるでしょう。
しかし、セルフタイマー機能があることでシャッターチャンスを逃してしまうことがあります。
たった数秒の差でシャッターチャンスを逃すということは存在します。
たとえば太陽が隠れているタイミングを逃したとか、雲の配分が急激に変わってイメージしていたものが撮れなくなったとか。

撮影設定

Mモード

長時間露光をするため、全ての操作を自分でする必要があります。
ただし、建物は逃げていかないのでゆっくり操作ができます。
Mモードにしても触る項目は3つだけなので、カメラに慣れていない人でも問題ありません。

SS:バルブ F:8〜13ぐらいが理想 ISO:100

Mモードに設定したら次の3項目を以下のように設定します。

  • シャッタースピード:バルブ
  • 絞り:F13
  • ISO:100

ほとんどのカメラはシャッタースピードを30秒以上に設定できません。
ところが建物の長時間露光撮影では30秒以上のシャッターを使うことが多いです。
そのため、自分が自由にシャッターを開けられるようにバルブに設定しておきます。
余談ですが、Nikonから発売されているD780は900秒まで設定できるとして話題になりました。
個人的には全カメラにこの機能は搭載されてほしいですね笑

ちなみにバルブ機能を使う場合は、レリーズがないと使えません。
機能的には使えるのですが、シャッターを手で押しているので、ほぼ確実にブレてしまいます。

バルブを使って自分でシャッター開閉をコントロールする

絞り(F値)はF13がデフォルトと考えて良いです。
F13で撮って、自分が雲を流したいぐらいにバルブで調整した結果、暗い写真になってしまったのであれば、絞りを開けながら調整します。
絞りを開けるのはF8ぐらいまでにしておくと良いです。
理由はF8〜F13ぐらいがもっともレンズの解像度の性能を活かせることができるからです。

F8〜F13は最も解像度が高くなる

ISO感度は100にしておきます。
常用ISOという項目で一番低い数値は100になっているカメラが多いです。
一部のカメラは200が低い数値です。

一方で100以下にもできます。拡張ISOといって普段使っているISOよりももっと低いISO感度で撮ることができます。
ダイナミックレンジが狭くなってしまうので基本的に拡張ISOは使いません。
ドラゴンボールでいう界王拳みたいなものですね。
戦闘力を限界以上に上げることができますが、スーパーサイヤ人のようにデメリットがない状態と違って界王拳は疲れやすいというデメリットがあります。
拡張ISOも界王拳と同じくデメリットが存在します。使わなくていいなら使わないほうがいいです。

ISO100にしておく

作例

実際に長時間露光を使って撮影・加工した写真です。
一部のものは単に撮影・レタッチをしただけではなく、水面の反射を調整したりしながら仕上げています。
写真をベースにしたアート作品として制作すると良いかなと感じています。

東京都新宿区西新宿 三井ビル 2015/10/17

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